トップページ > これ気をつけよう > 新戦力に上司がはじめに教えるべきこと!

これ気をつけよう

  人材育成コンサルタントの山本です。

  新しく仲間に加わった部下に対して
  上司が始めに教えるべきことは『何も知らない!』
  ということです。

  新しく仲間に加わった社員が
  今までどのような経歴を持ち、
  どんな力を持っているのは知りません。

  しかし、経歴や能力はちょっとヨコに置いておいて
  あなたの部下として働くうえで『何も知らない!』ことを
  教えることがまずはじめの教えることとなります。

  中途採用で他社で経験をつんだ社員や
  大学でバリバリサークル活動をしていた新卒社員など
  自分に多少なりの自信がある人に多いいのですが、
  自分なら何とかなると思っていることが多いのです。

  別にプライドをズタズタにしましょうといっているのではありません。

  自分に自信が有ることはいいことではあるのですが、
  仕事を覚える段階、会社の一員としてのベースを築く段階では、
  過去の経験や自信はないほうがいいこともあるのです。

  なまじ自信が有るために
  すべきことを勝手に省いてしまったり、
  我流に走ってしまったりということになりかねません。

  これでは、部下自身の成長が遅くねってしまい
  部下本人にもそうですし、会社としても
  ありがたいことではありません。

  もちろん直属の上司としては
  なるたけ早い段階で戦力になってもらうことを
  望んでいるはずです。

  ですから、会社に慣れてもらったら
  なるたけ早い段階で『何も知らないことを教える』
  必要があるのです。

  どの会社にも先輩社員が普通にやっていることであっても
  それなりの経験や知識の上に成り立っている仕事があります。

  素人から見れば何の苦労もなく平然と行っているように見えるけど
  それなりの経験や知識、スキルがないとできない仕事です。

  一見、素人同然の新入社員からすれば『何だ簡単そうだ!』とか、
  『すぐにできるようになる!』という印象を受けることでしょう。

  そのような仕事を新らしく入ってきた社員にトライさせて
  その難易度を実感されるのは、何も知らないことを教える
  ひとつの手段となります。

  『何だこれくらいできるでしょう!』と思っていたのに
  できない、できたと思ったとしても会社としては認めれない
  基準だったりすることでしょう。

  そのような経験を意図的にさせて、
  『一人前には程遠い!』と突き放せば、部下はへこみます。

  当然です。できると思ったのにできないからです。

  他にもそういった仕事はいくらでもあることを
  部下に知らせます。もしくは体験させます。

  すると部下は、【自分が何もできないことを知ります。』

  悔しくも有るし、情けなくもあるでしょう。
  まだまだ会社の一員として立場を確保しているわけでも
  ないでしょうから不安でしょうし、悩むかもしれません。

  そうすることによって部下は、自分が何もできなくて、
  何も知らなくて、会社の足を引っ張ってしまうかもしれない
  立場の人間であることを知ります。

  こうなると人間は一気に謙虚になるものです。

  その結果として
  教えたことを素直に吸収しようとするようになります。

  こうなってもらうことが目的です。

  素直に何でも吸収しようとする姿勢を
  部下の中に作ること『会社の先輩や上司はすごい!』
  『自分よりも経験や知識があり、能力も自分よりはるかに
  高い物を持っている!』と思わせることが目的です。

  ただこの場合に間違えないでほしいのは
  部下の面倒を見ることが前提だということです。

  ただ部下に何も知らないことを知らしめて
  その後の仕事を教えることや面倒を見るという
  上司としてのすべきプロセスを省いてしまっては
  まったく意図したこととは違う結果を導いてしまいます。

  それをされた側からすれば
  ただの嫌がらせか新人いびりとしか思えないでしょう。

  素直に上司として会社として
  伝えたことを吸収できる土壌を作って、
  その上で仕事に必要な知識や経験を
  面倒を見ながらつませるのです。

  そうすることによって、部下は
  通常よりも教える側に負担がかかることなく
  すばやく育っていくものなのです。

  さらっと書いていますが、
  簡単にできる部下を動かすテクニック
  というわけではありません。

  教えることの土壌ができていない人や
  コミュニケーション能力に自信がない人などは
  むやみに使わないようにしてください。

  一歩間違えれば、部下を追い詰めて
  リタイヤさせてしまうかもしれません。

  そうならないためにも
  【コミュニケーションの方法】や【仕事を教えるスキル】を学んで
  部下を動かすための高度なテクニックを
  使えるようになっていただきたいと思います。

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