できない原因の正しい捕らえ方
私は、うまくいかない原因を
『運が悪いから』
『自分の周りの環境が悪いから』
こんな風に考えていたことがありました。
しかし、 よ〜く 考えてみてください。
運や環境は、自分ではどうすることも
出来ないですよね!
自分以外の要因なわけです。
仮に来年、運が悪かったり
自分を取り巻く環境が悪かったとしたら、
満足の出来ない年になることが
決定しているようなものですよね?
この運や環境のせいにしてしまう人は、
自分自身で悪い結果を招く癖が
あるといっていいのです。
そして、自分自身で悪い結果を招く
もう1つのパターンがあるのですが・・・
運や環境は自分以外の要因ですが、
自分自身にうまくいかない要因を
向ける人もいます。
自分の才能のせいにする人です。
いいほうに向いているときはいいのです。
『自分には天性の素質があるから
うまくいっているのかも・・・』
こんなことを考えているときにはいいのです。
しかし、悪いほうに向いてしまうと最悪です。
自分は、
周りの人よりも能力が低いのではないか?
理解力が乏しいのではないか?
対人能力が低いのでは?
このように自分自身の能力を疑いはじめます。
すると自信どころか、やる気もどこかに
吹っ飛んでしまいます。
自分自身で自分を悪い方向に
際限なく導いてしまうのです。
運や環境、そして自分の才能、
どれのせいにしてしまっても
いい結果を生み出すことは出来ません。
どの場合も前に進む力にはなりませんよね。
今年がよっかった人もそうでなかった人も
一年を振り返って、何が原因だったのかを
見直してみてはいかがでしょうか?
今年があまりよくなかったという人は、
『運や環境』 『自分の才能』 に原因を
求めないようにしてください。
ここに原因を求めると何も前には
進まなくなってしまうでしょう。
ぜひ、自分自身の【したこと】という部分に
着目をしてみてください。
運が悪かったというのではなく、
運の悪い中でも自分が精一杯のことを
してきたのか?
環境が悪いというのであれば、
環境を変えるための努力をしたのか?
自分に才能がないと思う前に、
自分の才能(能力)を高めるための
何をしたのか?
唯一、
【 自分の行動 = したこと 】
という部分は、自分が中心となって
変えることの出来る部分です。
運や環境のせいにするのではなく、
自分の才能のせいにするのではなく、
自分がどれだけのことをしてきたのか?
あなたの来年をいい年にするためには、
あなたが自分のために何をすればいいのか?
自身を振り返ってみてはいかがでしょうか?
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